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【要注意】2024年のカメムシ大量発生いつまで続く?対策と予測

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2024年、カメムシの大量発生が予想されており、多くの人が不安を抱えています。

庭や家の中に侵入してくるカメムシは、不快な臭いを放ち、農作物にも被害を与えるため、できるだけ早く対策を講じたいところです。

しかし、

  • 「いつ頃からカメムシが多く見られるのか」
  • 「どのような原因で大量発生するのか」
  • 「効果的な対策方法は何か」
  • 「いつまで続くのか」

など、カメムシ問題に関する疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、カメムシ大量発生の時期や原因終息時期対策方法などについて、詳しく解説します。

koto
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カメムシ問題に悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。

きっと、今年の夏を快適に過ごすためのヒントが見つかるはずです。

カメムシの大量発生が起こる時期

カメムシが多く見られる月は?

カメムシの大量発生が起こる主な時期は、

春から夏にかけて(4月〜8月)
  • カメムシは4月に繁殖期を迎え、産卵期は5月から8月
  • 卵は1週間〜2週間程度で孵化した後、幼虫は何度か脱皮を繰り返し1ヶ月程度かけて成虫に成長する
  • 夏場には斑点米カメムシの発生が多い
秋から冬にかけて(9月〜12月)
  • 秋や冬の季節になるとカメムシが家のまわりに大量発生することがある
  • 新しく成虫になったカメムシは、気温が下がってくると春までは越冬する
  • 11月に、カメムシが大量発生することがある

つまり、カメムシは主に秋から冬にかけて、

成虫が越冬のために家の中などに侵入して大量発生が目立つ一方、

春から夏にかけては繁殖・産卵・成長の時期にあたり、農作物などへの被害が増える傾向にあります。

koto
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年間を通して大量発生のリスクがあるといえますね!

2024年のカメムシ発生量の予想

カメムシ発生量の予想は、

  • 2024年は果樹カメムシ類の発生が多い「表年」にあたり、越冬量が平年より多いため、春以降の発生量は平年より多くなると予想されている
  • 神奈川県では、越冬調査の結果からチャバネアオカメムシとツヤアオカメムシの越冬量が多く、4月以降果樹園などへの飛来が多くなると予想されています
  • 佐賀県でも、チャバネアオカメムシの越冬量が平年より多く、果樹園への飛来量が多くなると予想されています
  • 香川県の予察灯誘殺数は平年の94倍と大量発生しており、モモ、ウメ、スモモ、アンズ、ナシ等での被害多発が懸念されています

被害が予想される作物

被害が予想される作物は、

  • ウメ
  • モモ
  • スモモ
  • アンズ
  • ナシ
  • カキ
  • カンキツ
  • キウイフルーツ

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特に、これから着果するウメ等は被害が多くなる可能性が高いとされています。

カメムシ大量発生の原因

  • 温暖化の影響
  • 餌となる植物の増加
  • 農作物の栽培環境
  • 天敵の減少

温暖化の影響

  • 地球温暖化により冬の気温が高くなったことで、冬を生き延びるカメムシの数が増加しています。特に、もともと暖かい地域に生息していたミナミアオカメムシなどが、寒さに弱かったために分布が制限されていましたが、温暖化の影響で分布域を北上させています

餌となる植物の増加

  • カメムシの主食であるスギヒノキの実が豊作だった年は、その翌年にカメムシが大量発生する傾向があります。暖冬だと、これらの木の実が豊富に実るためです

農作物の栽培環境

  • カメムシは大豆オクラピーマンなどの農作物も好んで食べます。農地周辺の雑草が増えると、そこがカメムシの生息地となり農作物に被害が出やすくなります

天敵の減少

  • 都市化により緑地が減少し、カメムシの天敵である鳥類などが減ったことも一因と考えられています

【必見!】マンションでカメムシ大量発生の原因と5つの対策法

前年との発生状況の比較

2023年の発生状況

  • 全国的にカメムシが大量発生し、農林水産省が21の道府県にカメムシ注意報を発令した
  • 特にツヤアオカメムシの発生が目立ち、スギやヒノキの実が豊富だったことが大量発生の一因と考えられた
  • 9月から11月にかけて例年にない発生の伸びを示し、1月から11月までの合計は2022年の2倍以上だった

上のグラフは、2023年のカメムシの検索量推移をグラフ化したものです。

koto
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9月の初めから11月にかけて多く検索されていますね!

2024年の発生状況

  • 2024年は果樹カメムシ類の発生が多い「表年」にあたり、各地で早い時期から発生が確認されている
  • 兵庫県や香川県など複数の県が4月から5月にかけて果樹カメムシ類の注意報を発表しており、誘殺数が平年の数倍から数十倍に上る地域もある
  • 佐賀県でも1月下旬の調査でチャバネアオカメムシの越冬虫数が過去10年で最多となっており、8月上旬頃までの発生量が平年より多くなると予想されている

2023年秋に全国的な大量発生が見られたカメムシは、2024年は主に果樹カメムシ類を中心に、より早い時期から平年を大きく上回る発生となっていることがわかります。

2023年は温暖化の影響などで全般的な発生数が多かったのに対し、2024年は隔年周期の影響で果樹カメムシ類が特に多発している状況と言えそうです。

いつまで続く?2024年のカメムシ大量発生

過去のデータから見る終息時期

発生のピーク月終息時期
201910月11月中旬
202010月11月下旬
20219月11月上旬
202210月11月中旬
202310月12月上旬
2024 (予測)10月12月中旬

2024年は「表年」にあたり、カメムシの発生数が例年よりも多くなると予想されています。過去のデータを見ると、カメムシの発生数は9月から10月にかけてピークを迎え、11月に入ると急激に減少する傾向にあります。

2023年の発生状況を見ると、10月がピークで12月上旬まで発生が続きました。

2024年も同様の傾向が予想され、発生のピークは10月、終息時期は12月中旬頃と推定されます。

ただし、気象条件などによって発生状況は変動する可能性があるため、この予測はあくまで目安としてお考えください。

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農作物や果樹への被害を最小限に抑えるためにも、9月から11月にかけての防除対策が特に重要になると言えそうです。

気候変動が終息時期に与える影響によって、どのような農作物が被害されるか

  • イネ(コメ)
  • 果樹類
  • 野菜類
  • その他の農作物

気候変動による害虫の発生パターンの変化は、多くの農作物に影響を与えます。

特にイネ、果樹、野菜などは、カメムシ類による直接的な被害を受けやすい作物だと考えられます。

カメムシ対策と駆除方法

自宅でできるカメムシ対策

  1. 侵入経路を塞ぐ
  2. 忌避成分を活用する
  3. 外干しを避ける
  4. 家の周りの環境を整える
  5. 室内に入ったカメムシは慎重に駆除する
  • 侵入経路を塞ぐ
    網戸や窓の隙間をテープなどで塞ぎ、カメムシの侵入を防ぐ
  • 忌避成分を活用する
    カメムシ用の忌避剤を使用する。設置タイプやスプレータイプなどがある
  • 外干しを避ける
    カメムシは洗濯物に付着して家の中に入ってくることがあるため、部屋干しにする
  • 家の周りの環境を整える
    家の周りの雑草を処理し、カメムシが潜みにくい環境にする
  • 室内に入ったカメムシは慎重に駆除する
    刺激を与えると悪臭を放つため、ティッシュなどでそっと包み込むように捕まえて屋外に逃がす

カメムシは秋口に多く発生するため、9月頃から対策を始めるのがおすすめです。

侵入防止と環境改善を中心に、日頃からの対策を心がけましょう。

専門業者による駆除方法とその効果

  1. 事前調査の徹底
  2. 専用薬剤の使用
  3. 予防管理の重視
  4. 高所作業への対応
  5. 幅広い害虫への対応
  • 事前調査の徹底
    専門業者は、カメムシの発生場所や侵入経路を突き止めるために、事前調査を徹底的に行います。これにより、効率的かつ的確な駆除が可能になります
  • 専用薬剤の使用
    業者は特殊な薬剤を用いて、室内のカメムシをガス状薬剤で煙霧・燻蒸処理したり、外壁や軒下などの発生源に薬剤処理を施したりします
  • 予防管理の重視
    ダスキンのような大手業者は、薬剤の使用を最小限に抑え、予防管理に重点を置いたIPM(総合的有害生物管理)の考え方で駆除を行います。これにより、安全性と環境への配慮を両立させています。
  • 高所作業への対応
    高所の軒下や外壁などカメムシの発生源に、専用の機材を使って安全に薬剤処理を行えるのも業者の強みです
  • 幅広い害虫への対応
    シロアリやゴキブリ、ハチなど、カメムシ以外の様々な害虫駆除にも対応できるのが専門業者の特長です

専門業者によるカメムシ駆除は、事前調査専用薬剤予防重視安全性の確保アフターフォローの点で、個人での駆除とは大きく異なります。

建物の構造上、個人では手の届かない部分の駆除や、大量発生したカメムシの効果的な一網打尽には、専門業者に依頼するのがベストの選択と言えるでしょう。

【害虫駆除110番】

カメムシ大量発生地区と対応

特に被害が大きい地区

カメムシの大量発生による被害が特に大きい地区は、以下の通りになります。

地域詳細
兵庫県・県内全域に病害虫発生予察注意報が出された
・加西市では平年の30倍を超える発生
・朝来市、加西市、南あわじ市では例年よりも多くのカメムシが確認され、加西市では2年前の31倍の904匹が計測された
和歌山県・紀の川市や有田川町、みなべ町でカメムシの数が平年の10倍以上に増加
・柿農家では1本の木全体が被害を受けるなど、被害が大きい
石川県・能登地方では1軒当たり1日20~30匹のカメムシが見つかるケースも
・金沢市や加賀市、七尾市などでも多数のカメムシが確認され、住民が悪臭被害に苦慮
川崎市・ナシ農家でカメムシによる果実の被害が過去最大
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これにより、各地域でのカメムシによる被害の概要が把握できますね!

地域ごとの対策と対応状況

地域ごとのカメムシ対策と対応状況は以下の通りになります。

地域注意報・発生状況対策の呼びかけ
兵庫県・県内全域に病害虫発生予察注意報
・朝来市、加西市、南あわじ市で平年より多くのカメムシ確認
果樹園での発生状況に注意、防除対策の徹底
和歌山県・県内全域で病害虫発生予察注意報
・紀の川市、有田川町、みなべ町で平年の10倍以上のカメムシ確認
薬剤散布などの対策呼びかけ
千葉県・「斑点米カメムシ類」の注意報発表、10年で最も多い発生確認雑草の除草や薬剤散布などの対策強化
全国的・8月末までに35都道府県がカメムシ注意報を発表
・温暖化の影響で越冬数増加、発生増加が懸念
早期の防除対策呼びかけ

以上のように、カメムシの大量発生が確認された地域では、行政が注意報を発令し、農家に対して適切な防除対策を呼びかけています。

特に果樹や水稲などへの被害が懸念される地域では、フェロモントラップによる発生状況の調査や、薬剤散布などの具体的な対策が実施されています。

ただし、温暖化の影響で今後もカメムシの発生増加が予想されるため、継続的なモニタリングと対策の徹底が求められると言えるでしょう。

2024年カメムシ大量発生いつまで続く まとめ

2024年のカメムシ大量発生は、温暖化や餌となる植物の増加、天敵の減少など複数の要因が重なり、例年以上の被害が予想されています。

特に8月から10月にかけてカメムシの発生がピークを迎え、水稲や大豆、果樹など幅広い農作物に被害が及ぶと考えられます。

過去のデータからは11月頃に終息に向かうことが多いですが、気候変動の影響で終息時期が遅れる可能性もあります。

被害が大きい地区では、行政と連携した対策が求められます。

自宅でできるカメムシ対策としては、網戸の設置や殺虫剤の使用が効果的です。

大量発生時は専門業者による駆除も検討しましょう。

カメムシから大切な農作物を守るためには、早めの対策と地域全体での取り組みが重要となります。

koto
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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